bars cross

理研オープンサイエンスプラットフォーム

JA EN

肝疾患の重症化に伴う腸内細菌叢の「シフト」を解明

2026.10.05

理化学研究所(理研)バイオリソース研究センター 統合情報開発室の鈴木 健大 研究員、桝屋 啓志 室長、大阪公立大学 大学院医学研究科の大谷 直子 教授、同大学院生活科学研究科の藤井 英樹 教授、慶應義塾大学 先端生命科学研究所の福田 真嗣 特任教授らの共同研究グループは、脂肪肝に伴う炎症の重症度の変化に伴い腸内細菌叢(さいきんそう)がどのように再編されるか(腸内細菌叢の「シフト」)を、環境因子を扱う拡張型のエネルギー地形解析を用いて明らかにしました。

この解析に基づいた評価方法は、肝疾患に関わる微生物バイオマーカーの探索や、病態に応じた予防・介入法の開発に貢献すると期待されます。

本研究成果は、腸内細菌叢を単一の細菌の増減や多様性の増減といった単純な特徴で捉えるのではなく、細菌同士の関係を含む「群集の状態」という新たな枠組みで評価することで、肝疾患に関連する群集の特徴をより的確に抽出できることを示しました。

本研究は、科学雑誌『Scientific Reports』オンライン版(9月25日付)に掲載されました。

詳しくは2026年10月2日付プレスリリース「肝疾患の重症化に伴う腸内細菌叢の「シフト」を解明」をご覧ください。