bars cross

理研オープンサイエンスプラットフォーム

JA EN

プレスリリース 幾千のAIで複雑な生態系を読み解く

2022.10.17

理化学研究所(理研)バイオリソース研究センター統合情報開発室の鈴木健大開発研究員、桝屋啓志室長、国立環境研究所生物多様性領域生態系機能評価研究室の松崎慎一郎室長の共同研究チームは、多数のAI プロセスの協働により、生態系における時間的なデータから各要素間の関係(相互作用)を推定する手法を開発し、この手法を霞ヶ浦の長期観測データに適用することで、水質悪化に結び付くラン藻類の大増殖(アオコ)の要因の一端を明らかにしました。

本研究成果は、生態系の駆動プロセスの解明や予測、制御だけではなく、疾患治療や健康維持、農業技術開発など、多様な分野におけるバイオリソースの新たな利活用につながると期待できます。

 

本研究は、科学雑誌『Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)』オンライン版(10月10日付)に掲載されました。

 

詳細は理化学研究所のプレスリリースをご参照ください。